2010年3月17日水曜日

インド初上陸!!



さて、いきなり写真から始まりましたが、今回は2月に初めて訪れた
インドのことをお話しします。

インドというと、もう一度行きたい人とそうでない人がはっきり分かれる国、
とよく称されるところですが、そんなところへなぜ行ったかというと、
学生さんのボランティア活動に同行することになったからです。

その活動とは、「きちんとした家を持たない人のために
資金と労働力の提供を通じて、
住居建設のお手伝いをする。」というものです。

住居建設を行うことになったインド・ムンバイの田舎の村では
最初は村人も私たちも警戒心を抱いていましたが、
毎日一緒に作業し、身振り手振りで言葉を交わすうち、
最終日の家屋引渡し式では全員が自分のことのように
家の完成を祝いあうことができました。
上の写真2枚は家の引き渡し式の模様です。

国や地域によらず、若い人たちがこういった支援を行うことに
手応えを感じてくれるのはとても頼もしいものです。

余談ですが、予想どおり胃腸をこわして帰ってきました(>_<)

インドのカレーは色々なスパイスが使われていて
とても美味しかったのですが、調子に乗って食べ過ぎると、
やはり慣れない食生活に、おなかが悲鳴を上げてしまうようです。
でも、ようやく日本でカレーを食べたいと思えるようになったので、
それがお腹完全復活!のしるしかもしれません。

ところで、インドをもう一度訪れたいかどうか、ですが、
私には今まで訪れた外国の中で
もっとも魅力のある国になりました。

土ぼこりと排気ガスの臭い。
すくい上げた水道水の錆臭さ。
路地から漂う立ち小便のアンモニア臭。
皮膚病の野良犬。
こんなことを列挙すると、とんでもなく不衛生な場所と
思われかねませんが、デリーの都会は、
三宮近辺の下町で10歳まで過ごした私にとって、
60年代の日本を思い出させてくれる懐かしい場所でした。
                          【佳】












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