2009年7月29日水曜日

そうだったのか!フザケた国民投票法


今年の夏は、いつまでも雨がちの不順な天候が続いていますね。

そんなあいにくのお天気でしたが、7/25の学習会では

目からウロコのお話を聞くことができました。


国民投票法を制定することは、憲法を正当な手順で改定するための

手続き法を定めることで、それは妥当なことだと思っていました。

護憲派も改憲派も、この法律にのっとって公正に一票を投じれば

よくも悪くも、その結果は民意として納得せざるを得ないものと

思っていました。

それこそが、民主主義なのだからと。


でもでも、今回の講師である兵庫県弁護士会の吉田先生のお話を

伺って、これはずいぶん話が違うゾ!!って気持ちになりました。


国民投票法は決して中立的な手続き法ではなく、どうしたら少数の

改憲派を過半数としてカウントできるようにするか、

そんなまやかしを巧みに仕組んだ、フザケた法律だってことが

わかりました!

こんな法律の下で、国民は公正な意思決定なんてできません。

ひゃあ!恐ろしい!!(>_<)


政治なんて難しいものは、政治家に任せていたらええねん・・・

そんな楽観主義は権力者の思うツボ!

ほんとに政権を握る人たちは何をやってくれるやら(-_-;)

国民は彼らの動向を常に監視していなくてはいけません。

そうそう、だからこそ国家権力の暴走を防ぐために

憲法があるのでした。


9条を守り、戦争のない平和な社会の実現を目指して、

草の根の活動をこれからも地道に続けていきましょう(^_^)/


2009年7月21日火曜日

7月25日の学習会

雨が降ったりやんだりのうっとうしいお天気が続いていますが、
みなさんお変わりありませんか?

さて、2か月に一回の恒例学習会を、今週25日(土)に行います。

【今回のテーマ】「国民投票法で憲法9条がピンチ!」
【講師】弁護士 吉田維一氏 (兵庫県弁護士九条の会)
【時間】 14:00-16:30
【場所】 学園都市駅前ユニティ2F セミナー室3
【資料代】500円

「戦争ができる国」を目指して、国民投票法が着々と整備されていこうと
しています。

これに無関心でいたら、あっという間に大変なことに!!

学習会に参加して、9条を守るにはどう対処したらいいか
一緒に考えましょう☆

2009年7月11日土曜日

原爆展のお知らせ

 1945年8月6日広島、8月9日には長崎に原子爆弾が落とされました。
被爆から64年目の今年、アメリカ オバマ大統領の「核兵器のない世界を」との
演説をはじめ、
今世界でも、日本でも核兵器廃絶にむけ大きく動いています。

原爆被災写真などのパネル、平和の絵手紙の展示されています。
ぜひ、原爆展に足をお運びください。



●とき  7月12日(日)1時~7月19日(日)正午まで

●ところ 西区民センター・ギャラリー

      地下鉄 西神中央駅下車 東へ

●入場無料

●7月18日(土)午後1時~2時・3時~4時

  西区民センター第2会議室にて 語り部  古市さんの被爆体験のお話があります




主催  西区原水爆禁止協議会  ・  後援  神戸市教育委員会


2009年7月9日木曜日

サンデー毎日



 「サンデー毎日」の回し者ではありません。
 ”核持ち込み密約”の見出しに惹かれて購入しました。
 まだ読んでいませんが・・・

2009年7月2日木曜日

映画「剱岳 点の記」見てきました。




私事ですが、夫と私は行動を共にすることがめったにありません。

その私たちが先日、珍しくも一緒に映画を見に行きました。
私の好きな作家、新田次郎の原作で、夫の好きな山登りがテーマという、
つまり、二人の利害が一致した映画だったからです。

映画の内容は、私にとっては予想通りで新田次郎の小説と同様
地味で武骨ながら、誠実な登場人物の生きざまが伝わってくるものでした。

映画の舞台であった明治40年当時、
陸軍参謀本部陸地測量部という部署が国防のために国土を測量し、
日本地図を作っていたんですね。

でも、あまりの険しさに未踏峰だった剣岳。
そのせいで、剣岳付近の地図は未完成のままでした。

そんな折、軍部上官から主人公の測量官に、
「軍の威信をかけてでも他に先駆けて初登頂せよ。」との
命令が下ります。

測量官は文官だから、必ずしもこの命に従わなくてもいいのですが、
彼は測量官として、この仕事を成し遂げようと決意します。

そして、たいへんな苦労の末登頂を果たし測量を行ったわけですが、
実は過去に行者が登頂していたことがわかると、
上官は、そんな命令は下さなかったことにしてしまったのです。

命がけで仕事を成し遂げた主人公に対し、なんてひどい仕打ち!(>_<)

陸軍という組織を守ることのみに腐心し、人を顧みない体質は
戦時中の軍のさまざまな行状とも、なるほど共通するなぁ・・・と
思い知らされました。

ところで、明治40年は私の父の生まれた年です。
スクリーンに現れる人々の風体や家庭の様子を見て、
「ああ、こんな時代だったのか。」と、
初めて父の生まれ育った時代を身近に感じることができました。

(k)